数か月前にもブログで「納骨堂シェア」について掲載しましたが、
あの後の反響が結構ありました。
そんな中、割と具体的な内容がありましたので、ここで改めて「納骨堂シェア」について
掲載したいと思います。
……最近になって、納骨堂のお問合せに「家族関係でないと納骨できません?」
というご相談がちょくちょくあります。
詳細をうかがってみると、生涯独身でいままで来て両親のお墓は兄姉が見てくれているけど
自分が入る余地は全くないし、数十年と疎遠になっている。
(自分の居場所が分かっているにも拘らず親戚の行事の連絡さえない…という関係)
また、「亡くなってまで家族(旦那)と一緒のお墓に入りたくない」
何て言う方もお見えになります。
そんな自分は死んだらどうなるんだろうと不安に思うようになってきた。
同じような境遇の仲良しと会話をしていたら、
「家族に見てもらわなくても、私たちが見てあげるわよ」
そんな言葉に勇気がわいたので相談に来られました。
「やすらぎの塔」では、長男の承継や家族しか入れないという制限はありません。
お友達同士でご契約の方も存在します。
「仲良し3人組のうち、誰かが先に旅立っても残りの友達が
しょっちゅうお参り来てあげるわよどうせ暇なんだから…。」
「最終的には、3人とも亡くなっても3人で同じ納骨室に入っているんだから
ぜんぜん寂しくないし…」
そんな方々にとっては「やすらぎの塔」は今風に言えば「シェアハウス」の
ような存在なんでしょうね。
「そう思うと気が楽になって来ちゃった」というお友達が
増えてきています。
生前にお墓を決められるのを「寿陵墓(じゅりょうぼ)」と言いますが、
「寿」という文字があるように、縁起が悪いどころか逆におめでたい事
だと言われています。
「生前戒名」「生前贈与」「生前見積もり」…など、終活に於いて、
生前に「死後の事」を決めておくという事は心に余裕を持たせること
だとも言われます。
確かに「やすらぎの塔」の「シェアハウス化」=「納骨堂シェア」
も検討される方が今後もっと増えて来るんじゃないでしょうか。